占いカウンセリング方法

多くの個人的アプローチの中で、占いカウンセリングが求められるのは、人間関係の調整・不適応状況の適応化・精神的障害の改善などではありません。また占いカウンセリングはクライエントが占いの結果に一喜一憂するのではなく自分自身の生き方に気づき、自分自身で人生を選択し、その方向を決定し、自分自身で責任を取って人生を歩むようになることを支援します。

その方法は普通のカウンセリングのように、自己概念を覆したりする必要もありません。
しかし、占いカウンセラーはあくまで、クライエントの気持ちを受容し共感的に理解することによりクライエントの内部を自己成長させ、人生を実現させていきます。

そのためには、カール・ロジャースの来談者中心療法（クライエントセンタード・セラピィ）を改良して用いていくのが最適と思われますので、次に占いカウンセリングに用いる方法を具体的に述べて行きます。